もうすぐバレンタイン。チョコレート好きによる座談会レポート

もうすぐバレンタイン。チョコレート好きによる座談会レポート

新年を祝う行事が終わり、最初のイベントとなるのがバレンタインデーです。そしてバレンタインといえば、やっぱりチョコレート。
大切な方への贈り物や自分へのご褒美に、おいしいチョコレートを吟味している方も多いのではないでしょうか。

やさしい甘さで、ほっこりしあわせな気分にしてくれるチョコレートは、寒い日のお供にぴったりです。ちょっぴり贅沢な自分用のチョコレートを選んで、ゆったり大人の時間を過ごすのも素敵ですね。

今回は、チョコレート好きな女性4名を招き、バレンタインをテーマにした座談会を実施。
チョコレートの魅力や選ぶポイント、バレンタインの過ごし方などを余すことなく語ってもらいました。

チョコレートは単なるスイーツを超えた、特別な存在

今回の座談会参加メンバーは、東京都内に住む30代から40代の女性です。それぞれキャリアも肩書きも異なりますが、みなさん自分の仕事に誇りを持ち、凛とした大人の魅力を放っています。4人の共通点は、大のチョコレート好きであるということ。チョコレートのどこに魅力を感じているのでしょうか。

仕事にプライベートに多忙なDさんにとってチョコレートは、気持ちに寄り添ってくれる存在だといいます。

「疲れたときや、仕事できついことがあったときも、チョコレートを口に含むと、心がホッと気持ちが落ち着くんです。リラックス効果が高いような気がしますね」

チョコレートのボックスは、ときめきが詰まった宝石箱のようだと語るのはCさん。ほかのスイーツにはない魅力をチョコレートに感じているそうです。

「私にとってチョコレートは、単なるスイーツを超えた特別なもの。一粒一粒は小さいけれど、一口食べただけで、素材本来のおいしさをダイレクトに味わえます。そういったお菓子は少ないのではないでしょうか。ちょっと高くても、それだけの価値があると考えています。チョコレートを買うときのワクワク・ドキドキ感は、アクセサリーを選ぶ感覚に近いかもしれません。箱を開けるときの高揚感、目で見る楽しさも含めて、しあわせな時間ですね」

バレンタインは自分へこだわりのチョコレートを

そろそろバレンタインデー。かつて、日本のバレンタインは、女性から好きな男性へチョコレートを贈り、愛を告白する日というイメージがありました。その一方で、付き合いで渡す「義理チョコ」選びに、頭を悩ませた記憶のある方も多いのではないでしょうか。しかし最近では、バレンタインのあり方が変化しているようです。

会社員のDさんは、恋愛感情抜きにして大切な人、本当にお世話になった人へ感謝を伝える良い機会として、バレンタインデーを捉えています。

「お互い負担にならないようにと、数年前から職場で義理チョコを配る習慣はなくなりました。バレンタインは、日頃からお世話になっている方や仲のいいお友達、そして自分用にチョコレートを用意しています」

大切な人やお世話になった人へのギフトを選ぶのと同時に、自分用のチョコレートをゲットするのも、バレンタインの楽しみの一つですよね。

「バレンタインのシーズンは、チョコレートのラインナップが充実しているので、自分へのご褒美として購入するのが毎年の楽しみです。年に一度のことだから、ちょっと贅沢なチョコレートを奮発してしまいますね」

と語るのは国際線CAのAさん。

バレンタインのチョコレートは、どのようなことを意識して選んでいるのでしょうか。

「おいしいのは当たり前。見た目がかわいらしく、テンションの上がるチョコレートを選ぶようにしています。せっかく贈り物として用意するなら、相手に喜んでいただきたいので、実際に自分で食べてみて、その味を確かめることも欠かしません」

思い入れがあるものだからこそ、自分や相手の好みも考えながら、しっかり吟味して選んでいるようです。

バレンタインだけじゃない。日常に寄り添うチョコレート

働く女性は何かと忙しいものです。やりがいのある仕事をしっかりこなしながらも、プライベートも充実させたい。そんな日常にそっと寄り添ってくれるのがチョコレートです。

リモートワークが増えたCさんは、オン・オフの切り替えにチョコレートを活用しているそうです。

「在宅勤務だと、どうしても仕事とプライベートの境目があいまいになってしまいます。そこで気持ちを切り替えるために、ティータイムを取り入れるようにしました。お茶のお供は、大好きなチョコレートや焼き菓子です。たまの出社日には、デパートやショップに寄ってチョコレートを買うのを楽しみにしています」

おいしいチョコレートを存分に楽しめるのは大人の特権と話すのはDさん。

「小さい頃は、虫歯になるからチョコは食べちゃダメと言われていたんです。だけど、大人になった今、好きなだけチョコレートを食べられるしあわせを感じています。私にとって、ご褒美といえばチョコレートというイメージ。仕事が終わってチョコレートでパワーチャージすると、大人になって本当に良かったなと実感します」

ワーキングマザーでもあるBさんは、子どもが寝静まった後の時間を大切にしています。

「週の真ん中頃になるとちょっと疲れが出てくるので、後半戦に向けて英気を養うために、自分だけの時間をとるようにしています。やさしい甘みのチョコレートで、ホッと一息。温かい飲み物やワインといただくと、心も体もリフレッシュします。また明日からがんばろうという気持ちになれますね」

丁寧に作られた確かなものを選びたい

昨今、たとえ多少値段が高くても、本当にいいもの、確かなものを購入したいという意識が高まっています。また、環境に配慮した商品を積極的に選択する「エシカル消費」に関心を寄せる人も増えてきました。みなさんは買い物をするときに、どのようなことを心がけているのでしょうか。

Cさんは「コロナ禍を経て、モノよりも、体験や経験といった目に見えないものを大事にしようと思うようになりました。健康意識も高まりましたね。健康な体を作るのは食べ物。“ちょっと良いもの”を食べることにお金や手間をかけています」と語ります。

「食べ物は毎日口に入れるものだから、安心・安全なものを選びたい」

と話すのはBさん。普段、買い物をするなかで「この食材の産地はどこだろう?」「フェアトレードを実施しているのだろうか」などと意識して、できるだけ生産者の顔が見える食材を購入するようにしているそうです。

一つひとつ吟味して、丁寧に作られた確かなものだけを選びたい。そんなこだわりが感じられます。

ミルクへのこだわりが感じられる“大人”のミルクチョコレート

チョコレートにもライフスタイルにもこだわりを持つみなさんに、オリジナルミルクチョコレート「Murir(ミュリル)」を試食してもらいました。

ミュリルは、ゆったり上質な時間を楽しみたい大人のためのミルクチョコレートです。ミルクのやさしい味わいと、カカオのコクや深みがしっかり感じられます。口溶けの良さとなめらかな食感、すっきりした後味が特徴です。

原材料には、ユネスコ生物圏保存地域でストレスなく育った乳牛由来の稀少なメドゥミルクと、サステナブルに配慮したエクアドル産カカオを使用。味や品質はもちろん、産地にもこだわっています。

試食のラインナップは、ブランド名を冠した「ミュリル」、生チョコレート「パヴェ・ドゥ・ミュリル」、チョコレートサブレ「ミュリル・オン・ビスキュイ」、チョコレートバー「バトン・ドゥ・ミュリル」の4種類です。

実際に食べてみた感想を本音で語ってもらいました。

「ミルクチョコレートというと甘ったるいイメージがあったのですが、やさしい甘さで、後味もすっきりしていて驚きました。素材が良いからこそ、この味が実現したのかなと感じています。サステナブルな考えを取り入れている点も魅力です」

「雑味がなく、ミルクとカカオの風味がしっかり感じられますね。ここまで、ミルクにこだわったチョコレートは珍しいのではないでしょうか」

そう語るのは、AさんとBさんのお二人です。普段はハイカカオのビターなチョコレートを好んでいるそうですが、ミュリルのやさしい甘みと上品な香りは、大人も満足できる味わいだといいます。

大切な人と過ごす特別な時間や自分へのご褒美にじっくり味わいたい

Aさんは「バトン・ドゥ・ミュリル」を食べてみて、食前食後のギャップに驚いたそうです。

「見た目はシンプルなのですが、一口かじると、果実を思わせるアロマに、さまざまな食感が折り重なって、華やかな味わいを楽しめました。ワインや好きなお酒に合わせてゆっくりいただきたいです」

ミルクチョコレート好きのCさんのお気に入りは「パヴェ・ドゥ・ミュリル」。

「生チョコレートは洋酒を効かせたものが多く、ちょっと苦手だったのですが、こちらはミルクとカカオの純粋な味わいを堪能できるのがいいですね。なめらかな食感で、ゆっくり歯が入っていくような食感も楽しいです」

「ミュリル・オン・ビスキュイ」のサクサクとした食感に惹かれたのはDさんです。

「ミルクチョコレートの甘みとサブレの塩味が絶妙で、後を引くおいしさです。1枚でも満足感はあるんですけど、あと1枚、もうあと1枚とついつい手が伸びてしまいます。個包装なのもいいですね」

最後に、Bさんにミュリルをどんなシーンで味わいたいか聞いてみました。

「産地からこだわって作られたミルクチョコレートなので、大勢でワイワイ食べるのはちょっともったいない気がします。大切な人と過ごす特別な時間や、自分へのご褒美にじっくり味わいたいですね」

おわりに

バレンタインをテーマにした座談会をお届けしました。チョコレートをゆっくり味わう時間は大人のお楽しみ。今年のバレンタインはお気に入りのチョコレートとともに、心ときめく時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。